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Cast a die!フォロー。
- 2009-01-14(00:15) /
- 鋼SS・弟兄
とりいそぎ下記[Cast a die!]のミスを修正ー!!!
(いてもたってもいられない)
+ + + + +
買い出しの途中でウィンリィに遭遇した。
ボクは買い物カートを片手に、マーケットの商品棚を物色中だったところで、背後からかけられた、
「あら、アルじゃない」
という声に振り向く。
久し振りの全日休だったので、その日、ボクは朝から買い物に勤しんでいたのだ。
休みをくれたのは他でもない、目の前にいる雇い主。
「せっかく一緒に休みをあげたのに。ひとりなのね」
ウィンリィがそういうから、ボクは苦笑して頷いた。
「買い物はボクの担当というわけさ。兄さんは家でごろごろしてるよ」
ふうん、とウィンリィは頷いた。
このマーケットはこの辺りでは比較的なんでも揃う大型店舗で、ちょっとした買い出しにはこの街に住む大概の人が利用する。その中でウィンリィに遭遇するのは、そんなにあることじゃないけど、別段珍しいことでもない。
ウィンリィもいろいろと店の商品を詰め込んだ買い物カートを手にしていた。
「……ずいぶん買うのね、牛乳? 確かエドって、牛乳嫌いだって言ってなかった? それ、あんたが消費するの?」
ボクの方のカートの中に、牛乳パックが三本ほど入っていたからだろう。ウィンリィがそう言ったのは。
「ああ。ひとつは今晩、シチューを作るからだよ。兄さんのリクエスト」
ボクは答えた。
確かに兄さん――エドワードは、牛乳が嫌いだ。でも、ミルクシチューは兄さんの好物で、時折食べたいから作れとボクは兄さんからせがまれる。
「あとは朝用。ほら、こっちにシリアルもあるだろ? ……実はね。これなら、シチューの他にも、兄さんが牛乳を『食べる』ってことがわかってさ」
ボクが示したシリアルは、いわゆる無味乾燥な朝食用のシリアルではなかった。どちらかといえば、子供用――に、中身が調整されているものと、誰の目にもわかるラベル。それに、ウィンリィはきょとんとなった。
「どうやらコーヒー牛乳とか、ココアとか。そういうものなら、兄さんにとっては牛乳じゃなくなるみたいなんだよね。だから今週は、ココア味のシリアル。……ドライフルーツなんかが多めに入っている物でも、大丈夫なんだよ。果物の味が混ざると、フルーツ牛乳か何かに思えるみたいでさ。そういうのは、食べるんだ。兄さん」
「……」
いけないな、とはボクも思っているんだけど、こんな仕事をしていると、どうしても朝がいい加減になりがちってしまうからね。
牛乳は栄養バランスもいいし、それなりにお腹に溜まる。
放っておくと、エドは朝食を抜いてしまったりもしかねないところがあるから、シリアルと牛乳だけでも食べてくれると御の字だ。仕事が忙しいときは特に、時間の節約にもなるし。で、ボクのカートに牛乳パックの数が増えているというわけ。
よく考えついたわね、とウィンリィはボクのカートの中身を改めて覗き込んで口にしたけど、
「……朝に時間がなくなるのは、あんたのせいでもあるんじゃないの?」
少し呆れた声音に聞こえた。そう言って、ウィンリィが指を差したのは牛乳でもなくココア味のシリアルでもなく、他にもごちゃごちゃといろんな日用品や食料品――日持ちのする缶詰なんかが他には多い――を投げ込んであるカートの隅に埋もれていたもの。
「……ずいぶんと露骨な物まで買い込んでるじゃない」
それ、が何か、ということも。いや、何のためにそれが必要か、ということも、というべきかな。
ウィンリィにはわかったらしい。
ボクは苦笑した。
「……しょうがないだろ? ボクたち、男同士だし。それに露骨って言ったって、ただの医療品だよ? こんなの」
+ + + + +
……フ、フォロー!!?
(いてもたってもいられない)
+ + + + +
買い出しの途中でウィンリィに遭遇した。
ボクは買い物カートを片手に、マーケットの商品棚を物色中だったところで、背後からかけられた、
「あら、アルじゃない」
という声に振り向く。
久し振りの全日休だったので、その日、ボクは朝から買い物に勤しんでいたのだ。
休みをくれたのは他でもない、目の前にいる雇い主。
「せっかく一緒に休みをあげたのに。ひとりなのね」
ウィンリィがそういうから、ボクは苦笑して頷いた。
「買い物はボクの担当というわけさ。兄さんは家でごろごろしてるよ」
ふうん、とウィンリィは頷いた。
このマーケットはこの辺りでは比較的なんでも揃う大型店舗で、ちょっとした買い出しにはこの街に住む大概の人が利用する。その中でウィンリィに遭遇するのは、そんなにあることじゃないけど、別段珍しいことでもない。
ウィンリィもいろいろと店の商品を詰め込んだ買い物カートを手にしていた。
「……ずいぶん買うのね、牛乳? 確かエドって、牛乳嫌いだって言ってなかった? それ、あんたが消費するの?」
ボクの方のカートの中に、牛乳パックが三本ほど入っていたからだろう。ウィンリィがそう言ったのは。
「ああ。ひとつは今晩、シチューを作るからだよ。兄さんのリクエスト」
ボクは答えた。
確かに兄さん――エドワードは、牛乳が嫌いだ。でも、ミルクシチューは兄さんの好物で、時折食べたいから作れとボクは兄さんからせがまれる。
「あとは朝用。ほら、こっちにシリアルもあるだろ? ……実はね。これなら、シチューの他にも、兄さんが牛乳を『食べる』ってことがわかってさ」
ボクが示したシリアルは、いわゆる無味乾燥な朝食用のシリアルではなかった。どちらかといえば、子供用――に、中身が調整されているものと、誰の目にもわかるラベル。それに、ウィンリィはきょとんとなった。
「どうやらコーヒー牛乳とか、ココアとか。そういうものなら、兄さんにとっては牛乳じゃなくなるみたいなんだよね。だから今週は、ココア味のシリアル。……ドライフルーツなんかが多めに入っている物でも、大丈夫なんだよ。果物の味が混ざると、フルーツ牛乳か何かに思えるみたいでさ。そういうのは、食べるんだ。兄さん」
「……」
いけないな、とはボクも思っているんだけど、こんな仕事をしていると、どうしても朝がいい加減になりがちってしまうからね。
牛乳は栄養バランスもいいし、それなりにお腹に溜まる。
放っておくと、エドは朝食を抜いてしまったりもしかねないところがあるから、シリアルと牛乳だけでも食べてくれると御の字だ。仕事が忙しいときは特に、時間の節約にもなるし。で、ボクのカートに牛乳パックの数が増えているというわけ。
よく考えついたわね、とウィンリィはボクのカートの中身を改めて覗き込んで口にしたけど、
「……朝に時間がなくなるのは、あんたのせいでもあるんじゃないの?」
少し呆れた声音に聞こえた。そう言って、ウィンリィが指を差したのは牛乳でもなくココア味のシリアルでもなく、他にもごちゃごちゃといろんな日用品や食料品――日持ちのする缶詰なんかが他には多い――を投げ込んであるカートの隅に埋もれていたもの。
「……ずいぶんと露骨な物まで買い込んでるじゃない」
それ、が何か、ということも。いや、何のためにそれが必要か、ということも、というべきかな。
ウィンリィにはわかったらしい。
ボクは苦笑した。
「……しょうがないだろ? ボクたち、男同士だし。それに露骨って言ったって、ただの医療品だよ? こんなの」
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……フ、フォロー!!?
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拍手レスです
>14日1時さま
ふおっ、無理くりひねり出したフォローですが、温かいお言葉、ありがとうございました……!
ギャンブラーパラレルは、なぜかちょっとした生活感を兄弟の間に漂わせるのが好きです。やはり買い物するときに、アレとかソレとかは、外せないと思います。切らしちゃうと、大変ですからね☆
ふおっ、無理くりひねり出したフォローですが、温かいお言葉、ありがとうございました……!
ギャンブラーパラレルは、なぜかちょっとした生活感を兄弟の間に漂わせるのが好きです。やはり買い物するときに、アレとかソレとかは、外せないと思います。切らしちゃうと、大変ですからね☆




